川崎、カナダ建国記念日に鮮やか先制打
「ブルージェイズ8‐3タイガース」(1日、トロント)
ブルージェイズの川崎宗則内野手(32)はタイガース戦に「9番・二塁」で出場し、二回に先制適時打を放って4打数1安打1打点。チームは8‐3で勝った。
カナダの建国記念日に開催されたデーゲームで、川崎が先制打を放った。
二回2死二、三塁、大声援に迎えられ、左袖に国旗の付いた赤いユニホームで打席へ。初球の145キロを左前に打ち返した。「2アウトからだったけど、先制点は大きかった」と胸を張り「今日はハッピー・カナダデー。みんなも燃えていたんじゃないですか」と快勝を振り返った。
6月26日にマイナー降格するまでは遊撃を守ったが、再昇格後は2試合続けて二塁での出場。「ピッチャーをやれと言われればやるし、レフトをやれと言われればやる。サッカーをやるわけではないので、野球ならば大丈夫です」と守備でも危なげない動きを見せた。
先制打以降の打席では強い打球を放ちながらもアウトになり「捉えた打球も、捉えてない打球もアウトになれば悔しい」と口にした。それでも快勝に「いつも通り(打席に入れば)僕の時間なので、僕が一番楽しみました」と笑顔だった。