黒田7回0封も…リベラに白星消された
「ヤンキース2‐1オリオールズ」(7日、ニューヨーク)
左足付け根の張りのため1週間ぶりとなったマウンドで、ヤンキース・黒田は7回を3安打無失点と好投した。1‐0の時点で降板し勝利投手の権利を持っていたが、九回に歴代最多セーブを誇るリベラが逆転2ランを浴びて、白星は消えた。
リベラの救援失敗は今季2度目だが、いずれも黒田が先発した試合。「一番いいピッチャーが出てるわけですから仕方ない」とかばった。そして「勝ち負けに関して先発ができるのは自分の仕事をすることだけ。勝てない時期が続くと、どこにフォーカスするかが一番大事」と、必死に気持ちを切りかえた。
故障による恐怖心があったのは試合前まで。「忘れていたというか、マウンドに上がればいろんな部分でカバーできると思っていた。そこでダメになっても仕方ない」と腹をくくり、結果を出した。「次につながると思います」と胸を張った。