ダル6回11Kも先頭打者弾に泣き敗戦

 「インディアンス1‐0ヤンキース」(26日、クリーブランド)

 レンジャーズのダルビッシュ有投手(26)はクリーブランドでのインディアンス戦に先発登板し、6回を3安打1失点で5敗目(9勝)を喫した。11三振4四球。0‐1で降板し、チームはそのまま敗れた。

 ダルビッシュは一回の先頭打者にいきなり本塁打を浴びた。外を狙った速球が内寄りに入り、右翼席に運ばれた。終わってみれば、両軍の得点はこれだけ。6回を1失点、11三振の力投に援護はなく、黒星を喫した。

 6回で123球。勝負に球数を使いすぎ、試合後は「僕がぽんぽん投げていたら…。野手もなかなか集中できないかなと、投げていて思っていた」と、反省の弁に終始した。三振を多く奪うタイプで、球数がかさむのは仕方がないが「2ストライクからボール、ボール。リズムというか…」と首をひねった。

 ただ、収穫もある。前回登板から、投球フォームから余分な力が抜け、直球の切れが格段に増した。本人は「前は横振りで投げていたのが、いまは上から投げるような意識。(余分な)力を抜いて、力が滑らかに伝わっている」と、これまでとの違いを説明した。この新たな取り組みを自分のものにできれば、後半戦飛躍の大きなきっかけになるかもしれない。

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