イチローも驚き…準備に支障も
「ホワイトソックス8-1ヤンキース」(5日、シカゴ)
クラブハウスの扉を開けた瞬間、報道陣の多さに圧倒された。「記録(達成)とかではあるけど、ネガティブなことでここまではない。初めてじゃないですかね」。メジャー13年目のヤンキース・イチローが驚きの声を上げた。
この日は試合開始3時間前に球場入り。着替えたまではよかったが、日課としているロッカー前でのストレッチは報道陣が多く、十分な広さを確保できなかった。
渦中のロドリゲスとは室内打撃ケージで練習中にあいさつ。4番で復帰することに「そりゃ嫌でしょ、相手(投手)は。怖いもんね。全然違うと思う」と話した。
「7番・右翼」で出場したホワイトソックス戦は九回に右前打を放って、日米通算3987安打。しかし、チームは一方的な展開で完敗した。「(報道陣がつくりだす空気は)排除できないからしょうがないよね。場所を見つけて(準備を)やるしかない」と話した。