A・ロッド今季1号に歓声とブーイング
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「ヤンキース5-4タイガース」(11日、ニューヨーク)
一塁を回ったところでパーンと手を叩いて喜びを爆発させた。左股関節手術から復帰して5戦、18打席目で放った今季1号。昨年9月14日以来の一発で4番の仕事をしたヤンキース・ロドリゲスは「こういう形で最初の1本が出てよかった。我々には勝利が必要だった」と充実感いっぱいの表情で話した。
地元ファンの歓声の中には不満の声もあった。薬物規定違反による211試合停止処分に対して異議申し立てをしている。「昨日も言ったようにファンは素晴らしいと思う。ブーイングを歓声に変えたい気持ちはある」。取り囲んだ約30人の報道陣を前にそう言った。