タイ・カッブのサイン持ってるイチロー
「第1試合、ヤンキース8-4ブルージェイズ」
「第2試合、ヤンキース3-2ブルージェイズ」(20日、ニューヨーク)
ヤンキースのイチロー外野手(39)は20日、ニューヨークで行われたブルージェイズとのダブルヘッダー第1試合で2安打を放ち、日米通算4千安打にあと1本とした。大リーグで4千本の大台に達したのは4256本のピート・ローズと4191本のタイ・カッブの2人だけで、イチローは通算記録で偉業に迫った。
イチローの偉業には米メディアも注目している。ダブルヘッダー第1戦の後は、まるで達成したかのようなにぎわいぶり。歴代2位の4191安打の記録を持つタイ・カッブの質問にイチローは「背番号がなかった時代ということくらいは知っている。サインをした写真は家に飾ってあります」とのエピソードを披露しながら「自分がいろんな数字にかかわることで、過去の人たちのことを知りたいのは普通の人間の欲だと思う」と話した。