松坂メッツと契約いきなりタ軍戦先発
インディアンス傘下から自由契約となった松坂大輔投手が22日、メッツとメジャー契約した。背番号は16。翌23日(日本時間24日)に本拠地ニューヨークのシティ・フィールドでのタイガース戦に先発で“デビュー”することも決まった。
ナ・リーグ東地区のメッツはプレーオフ進出の可能性がほぼない。先発に故障者が多く、メジャーでの登板機会を求めた松坂の希望に合致した。
松坂の最後のメジャー登板は、昨年10月3日。敗戦投手になった後、「イチローさんとまた対戦することを頭に入れてやっていく」と尊敬する先輩との再戦を誓った。今年はインディアンスとマイナー契約したが、3Aから昇格できなかった。
自ら自由契約を選び、メジャーの舞台にはこぎ着けた。メッツとの契約が発表される前、短文投稿サイトのツイッターで「諦めない。ただそれだけ…」とつぶやいた右腕。かつての“怪物”が、復活を懸けたマウンドに臨む。