ダル痛恨の失点…メジャー初3連敗
「レンジャーズ0‐1パイレーツ」(9日、アーリントン)
快調にアウトを重ねたレンジャーズのダルビッシュが七回2死から不覚を取った。5番バードに左翼線二塁打を浴びるとアルバレスに左中間に運ばれて0‐0の均衡を破られた。この1点で8敗目を喫した。
最後は右ふくらはぎがつりそうになるほどの力投だった。「打線もベストを尽くしたし、仕方ない」とさばさばと振り返った。強調したのはキャリアでもベストな投球を支えた攻めの姿勢だ。先頭を死球で出した五回は速球でアルバレスを一ゴロ併殺打に仕留めた。「最高の球を投げるから打ってみろ、ぐらいの(気持ち)。自分で思ってから投げたら、欲しいアウトが簡単に取れた」と言う。
前回登板はマウンド上で捕手と言い合いとなった。「精神的な部分を反省した。打者に打ってみろ、ぐらいの気持ちで投げていこうと」と明かした。メジャー自身初の3連敗となったが収穫は大きかった。次回にこの日手にしたものを生かせるか。