アルバレス、今季最終戦でノーヒッター
「マーリンズ1‐0タイガース」(29日、マイアミ)
マーリンズのアルバレスが、レギュラーシーズンの最終戦となるマイアミでのタイガース戦で無安打無得点試合を達成した。レッズのホーマー・ベイリー投手、ジャイアンツのティム・リンスカム投手に次いで今季3度目。打者30人に99球を投げ、4三振、2四死球。試合は1‐0だった。アルバレスは今季5勝目(6敗)。
速球主体にタイガースの強力打線を封じ、2四死球と失策で走者を出しただけだった。0‐0で九回を投げ終えると、チームが九回裏2死満塁から暴投でサヨナラ勝ち。珍しい形での記録達成となり、「無我夢中で味方の無得点に気付かなかった。九回を抑えたとき、1‐0で勝ったと思った」と話した。
昨年11月に10人以上が絡む大型トレードでブルージェイズからマーリンズに移籍した。この日は妊娠中の夫人が観戦に訪れ、アルバレスはおなかにキスをして喜んだ。