「ア・リーグ優勝決定シリーズ・第１戦、レッドソックス０-１タイガース」（１２日、ボストン）

　リーグ優勝決定シリーズ（７回戦制）を行い、ア・リーグの第１戦でタイガース（中地区）が１‐０でレッドソックス（東地区）に勝った。タイガースは先発サンチェスが６回１２三振。六回にペラルタの適時打で挙げた１点が決勝点。レッドソックスの田沢は七回途中に登板し打者２人を打ち取り、上原は九回の１回を２安打無失点だった。

　タイガースの継投による無安打無得点試合は逃したが、最少得点を守りきった。先発サンチェスは一回にポストシーズンでは２人目となる１イニング４三振を奪うなど６回を無安打、１２三振。九回１死から相手に初安打を許した抑えのベノアは「敵地で１‐０で勝つのは大きい。ノーヒットのままで終われば良かったけど、勝てたことがうれしい」とほっとした様子だった。