ド軍1勝2敗に 柳賢振が7回無失点
「ナ・リーグ優勝決定シリーズ・第3戦、ドジャース3‐0カージナルス」(14日、ロサンゼルス)
ドジャース(西地区)が3‐0でカージナルス(中地区)に勝ち、対戦成績を1勝2敗とした。ドジャースは四回に3長打を集めて2点を先制。八回はラミレスの適時打で加点した。韓国出身の新人左腕、柳賢振は7回を投げて3安打無失点と好投し、ポストシーズン初勝利を挙げた。
第1、2戦を落としたチームの窮地を救った柳賢振は「これが今季最後の登板になるかもしれないと自分に言い聞かせた」。地区シリーズでのブレーブス戦では3回4失点と期待を裏切ったが、この日は「あれがいい教訓になった。大舞台では最初の2、3回が致命傷になりうる」と警戒。北京五輪や2009年WBC決勝でも登板した左腕は「この試合は同じくらい大きな舞台だった」と振り返った。