レッドソックス上原 地元Vへ準備OK
「ワールドシリーズ・第6戦、レッドソックス‐カージナルス」(30日、ボストン)
30日に行われる第6戦、3勝2敗で優勝にあと1勝に迫ったレッドソックス(ア・リーグ)は、本拠地ボストンでカージナルス(ナ・リーグ)と対戦する。戦いを翌日に控えた29日、レ軍は約1時間の全体練習を行い、上原、田沢はキャッチボールやダッシュで調整した。
6年ぶりのワールドシリーズ制覇にあと1勝としているレッドソックスは本拠地フェンウェイ・パークで練習を行い、士気を高めた。04年と07年は敵地で勝っており、今回はベーブ・ルースがいた1918年以来、95年ぶりの本拠地優勝が懸かっている。また前年最下位からのワールドシリーズ優勝となれば、史上2チーム目となる。
抑えの上原と中継ぎの田沢は疲れた様子も見せず、キャッチボールやダッシュで汗を流した。第4、5戦で連続セーブを挙げ、好調を維持している上原は、淡々とメニューをこなして備えた。
田沢は今シリーズ4試合に登板して無失点と安定。大一番に向けても「やるべきことは変わらない。まずは明日の一戦をしっかりと戦う」と平常心を強調した。