上原、来季もクローザー 監督が明言

 6年ぶりにワールドシリーズを制覇したレッドソックスのファレル監督は4日(日本時間5日)、抑えとして活躍した上原浩治投手(38)について「新しい投手が加わったとしても、コウジが最もチームのクローザーにふさわしい」と説明し、来季も抑えとして起用する方針を示した。

 上原は6月下旬に抑えに指名され、自己最多の73試合に登板。ポストシーズンも13試合に投げてリーグ優勝決定シリーズの最優秀選手に輝き、ワールドシリーズで“胴上げ投手”となった。同監督は「驚くほど頑丈で、あらゆるハードルを乗り越えてきた」と絶賛した。

 チェリントンGMも同監督とともに記者会見に臨み、上原に田沢らを加えた救援投手陣を「重要な役割を果たした」と評価し「さらに層を厚くしたい」と補強への意欲を示した。

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