青木ロイヤルズへ移籍「いいトレード」

 ブルワーズは5日、青木宣親外野手(31)をロイヤルズにトレードしたと発表した。ブルワーズには24歳の左腕ウィル・スミス投手が移る。ア・リーグ中地区のロイヤルズは今季首位タイガースに7ゲーム差の3位に終わり、来季に向けて補強を進めていた。

 ブルワーズからロイヤルズへの移籍が決まった青木は6日、東京都内で行われた寝具メーカーのイベントで取材に応じ「(ロイヤルズは)自分のことを買ってくれていると聞いている。プレーオフ進出争いをするチームだし、やりがいがある。プラスに捉えていいトレード。やりがいがある」と、新天地への思いを述べた。

 前日、関係者からの電話で移籍を知らされたそうで「びっくりした。アメリカの考え方に慣れていないし、初めてなので、少し変な感じがする」と話した。気持ちの切り替えについては「もちろんできている」と真顔で即答した。

 青木は移籍2年目の今季は「1番・右翼」に定着し、打率・286、8本塁打、37打点、20盗塁だった。

 ロ軍は今季10年ぶりに勝ち越し、来季に向けて先発左腕のバルガスを獲得するなど積極的に補強を進めている。ムーアGMは「ノリ(青木)を打線の先頭に据えれば守備に重圧を与えられるし、出塁も間違いなく向上する。彼は100得点できる」とリードオフマンとしての期待をチーム公式サイトで口にした。

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