マー君獲りDバックス146億円用意か
米スポーツ専門局、FOXスポーツ(電子版)は2日(日本時間3日)、ダイヤモンドバックスが、楽天からポスティングシステムの新移籍制度を使ってメジャー移籍を目指す田中将大投手(25)の獲得資金として1億4千万ドル(約146億3千万円)を準備していると報じた。
同サイトによると、Dバックスが、昨年末にレンジャーズと7年1億4千万ドルで合意した外野手の秋信守の争奪戦のために用意した資金を投じる可能性を示唆。田中獲りを最優先課題に本気度の高さを伝えた。
また、ダ軍幹部が誠意を見せるために来日する考えがあるとの一部報道には「球団関係者は会うことを考えてないし、田中の代理人もそれを良しとはしない」とした。
すでにブレーブスも1年平均2千万ドル(約20億9千万円)の資金を用意していることが明らかになるなど、超大型契約が予想されるなかで、大リーグ公式サイトは同日、「タナカのメジャーへの移行はうまくいくはずだ」との見出しで、成功に太鼓判を押した。
その上で、野茂氏やイチロー(ヤンキース)ら、移籍1年目から結果を出した日本人選手や、田中の昨季の成績を紹介。「タナカの獲得に動くことはリスクではなく、確実に先発ローテーションの改善につながる」と絶賛した。