ビデオ判定、今季から大幅に拡大決定
米大リーグは16日、今季からビデオ判定の適用範囲を大幅に拡大すると発表した。オーナー会議で全30球団が承認した。オープン戦の一部試合から運用される。
昨季まで本塁打に限定されていた対象が、ストライク、ボールの判定以外のほぼすべてのプレーに広がる。監督は1試合で1度、審判員に審議を要求する「チャレンジ」の権利を与えられ、判定が覆った場合は2度目の要求ができる。1試合で最大2度まで。
これまで混乱を避けるために球場のスクリーンでの微妙な判定の上映は禁じられていたが、今季からは審議の対象となったものを含め、すべてのプレーを映すことができる。