マー君「19」人気背番号で新伝説へ

 大リーグ、ヤンキースと7年1億5500万ドル(約162億円)で合意した田中将大投手(25)の背番号が24日(日本時間25日)、「19」に決まった。球団が発表した。ヤ軍の19番は過去にメジャー通算236勝を挙げ、殿堂入りしているホワイティ・フォード投手や通算252セーブのデーブ・リゲッティ投手らがつけていた。

 ヤンキースタジアムのロッカーで撮影されたホーム用ユニホーム。球団が公式ツイッターで公表した写真には「ピンストライプがタナカのために用意された」との一文が添えられていた。

 田中が新天地で背負う番号が「19」に決まった。楽天時代の「18」は黒田が使用。複数提示された中から選んだ「19」は、昨季まで捕手のステュワートがつけていたが、昨年12月にパイレーツへトレードされ、空き番になっていた。

 この日、楽天の本拠地、コボスタ宮城の室内練習場で調整した田中は「18に対するこだわりはない。何番でもよかった」と淡々。「19」は楽天元監督の野村氏の番号としても知られているが、「(理由は)特にない」と話した。

 ヤ軍はハイランダーズ時代を含め、112年の歴史がある。19番はこれまで42人が背負ってきた。ヤンキース一筋で通算236勝を挙げ、殿堂入りも果たしている左腕のフォードがルーキー時代の1950年に、通算252セーブのリゲッティは81~90年につけている。

 最近では、“幸運を呼ぶ男”として98~00年の3年連続世界一に貢献したソーホーや現ホワイトソックス監督のベンチュラ、A・ブーンら人気選手の番号としてファンの間では親しまれている。

 24勝無敗、年俸総額162億円…。鳴り物入りで入団する田中が19番の新たな伝説をつくる。

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