マー君「一緒にやれるの幸せ」
ヤンキースの主将で、現役最多の通算3316安打のデレク・ジーター内野手(39)が19日、フロリダ州タンパの球団施設で今季限りでの引退を表明した。イチロー外野手(40)、田中将大投手(25)らチームメートも会見を見守った。ヤ軍の野手組は20日にキャンプインする。
自分が3歳のときにプロ生活をスタートさせたジーターの引退表明会見。黒田と並んで座り、大ベテランの様子を見守った田中は「偉大な選手と1年でも一緒にやれるのは幸せなことだと思います」と言った。
この日の会見場には報道陣だけでなく、選手や首脳陣、球団関係者も集まった。日本にはない習慣に「あれだけ人が集まるのは、人柄であったり、選手としてすごいものがあるからだと思います」と感心していた。
この日は練習前に始めた各種手続きに時間を要し、全体練習には参加せずに単独で練習。ほかの選手がクラブハウスへ引き揚げた後、グラウンドでキャッチボールと守備練習をこなした。約15分の軽めのメニューだったが、コーチ4人が協力する“VIP練習”となった。