マー君3・1初登板で“日本人祭り”だ
ヤンキースの田中将大投手(25)のオープン戦初登板が3月1日(日本時間3月2日)のフィリーズ戦に決まった。ジラルディ監督が25日、発表した。同日はエースのサバシア、黒田と、先発3本柱がそろって登板。またイチローも出場予定で、盛大な“日本人祭り”にもなりそうだ。
ジラルディ監督の発表に、日米報道陣が色めきたった。
「(3月)1日にCC(サバシア)、黒田、そして田中の順に投げる」
注目された田中の実戦デビューは、3月1日のフィリーズとのオープン戦。さらに指揮官は、エース格の2人もそろって登板することも明かした。
今季の年俸はサバシアが2300万ドル(約23億5000万円)、黒田が1600万ドル(約16億3500万円)、田中が2200万ドル(約22億4500万円)。先発3本柱の総額ではメジャー最高の6100万ドル(約62億3000万円)を誇る豪華リレーに「3人一緒に?」「ワールドシリーズ第7戦じゃないか」と、驚きの声が上がった。
指揮官は「それぞれ2イニング、もしくは35球を予定している。いずれもイニングの頭から投げさせる」と説明。田中は五回から登場する予定だ。
サプライズはこれだけではない。関係者によると、当日はイチローも出場予定。オープン戦は27日のパイレーツ戦に今年初めて出場し、2戦目が田中と黒田が登板する試合になるという。
野手組のキャンプ初日、イチローは田中、黒田、松井臨時コーチがそろうキャンプを「日本人祭りになっている」と表現していた。「日本祭り」が、試合でも現実のものになる。