マー君スプリット冴えた!63球で9K

 ヤンキースの田中将大投手(25)が11日、実戦形式の打撃練習に登板した。マイナーの若手野手2人を相手に計63球を投げて、右越え本塁打を含む被安打3、9奪三振の内容。6日のフィリーズ戦で制球できなかったスプリットで何度も空振りを奪った。

 明確なテーマがあった。「この間の試合でスプリットを思うように投げられてなかったので、そこを修正点に挙げていた」と田中将。昨季1Aでプレーした若手野手が交互に打席に立つ形で、延べ18打者と対戦。奪った9三振のうち4つがスプリットだった。

 「いいところから落とせたと思うボールが何球かあった。これを実際に試合のマウンドで同じように体を動かせるか、どうか。きょうはいい練習ができました」。登板後の田中将は充実感を漂わせた。

 チームの練習がなかった10日は、休日返上で汗を流した。髪の毛をきれいに刈りそろえてリフレッシュ。球団施設で約1時間の個人練習を行い、この日の登板に備えた。今後は中4日で、16日のブレーブス戦に先発する予定。開幕へ向けて、マー君が着実に歩みを進めている。

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