マー君スプリット修正!制球に手応え
ヤンキースの田中将大投手(25)が11日(日本時間12日)、実戦形式の打撃練習に登板。打者のべ18人に対し、課題のスプリットを決め球に4回、計63球を投げ、右越え本塁打を含む3安打9奪三振だった。次回登板予定の16日のブレーブスとのオープン戦に向け、手応えをつかんだ。
田中将が格の違いを見せつけた。21歳のマイナー打者2人が交互に打席に入る実戦形式の練習に登板。18打席で9三振を奪った。
テーマはスプリットの制球。6日のフィリーズとのオープン戦では制球が定まらなかっただけに「そこを修正点に挙げた。いいところから落とせてたかなと思うボールが何球もあった」と納得の表情を浮かべた。
二回には内角高めの直球を右翼席へ運ばれたが、「きょうは試合のモードではないので」。次回の登板は16日のブレーブス戦。「実際に相手バッターに向かって同じように体が動かせるかどうか。きょうはいい練習ができたと思います」。今キャンプ最多の63球を満足そうに振り返った。