マー君22日先発へ!同一リーグ初対戦
ヤンキースの田中将大投手(25)が22日(日本時間23日)のツインズとのオープン(OP)戦に先発することが決定的となった。ジラルディ監督が13日、明らかにした。オープン戦で投げる相手としては初となる同一リーグの球団で、公式戦でも対決の可能性がある。シーズンへ向けて、いい予行演習となりそうだ。
すでに16日のブレーブス戦での登板が決まっている田中将。この日、ジラルディ監督は「次はタナカには多めに休養を与えたい」と、過去4登板(実戦形式練習の登板を含む)で行ってきた中4日の調整を中5日に変更することを示唆。さらに、22日のツインズ戦を予定していることを明かした。
当日は黒田らほかの先発陣との兼ね合いから、実戦形式練習へ登板を変更される可能性も残されてはいる。だが、田中将はすでに同スタイルの登板を11日に経験済み。ゲームが優先される立場にあり、ツインズ戦登板は確実な状況だ。
田中将にとってツインズ戦は、オープン戦初のア・リーグ所属球団との対戦になる。同一リーグのツインズとは、5月と7月に3連戦が組まれており、シーズンでも対戦する可能性が十分にある。
当日は球数も公式戦と同じ90球前後、もしくは6イニングを予定。再建途中のツインズは若手中心の構成だが、中軸には首位打者3回で、現役選手では最高の生涯打率・323を誇るマウアーがいる。いい腕試しとなりそうだ。
この日の田中将は、3日後に先発予定のブレーブス戦に向けてブルペンでの投球練習などで調整。低温と強風のため、普段の屋外ではなく、室内練習場で約30球を投げ込んだ。