マー君冷静に待つ「一つの駒となって」

 ヤンキースは1日(日本時間2日)にアストロズとの開幕戦を迎える。

 落ち着き払っていた。メジャー1年目の開幕を翌日に控えた敵地ヒューストンでの全体練習。ヤンキースの田中将は周囲の盛り上がりをよそに「今から高ぶっててもしょうがない。しんどくなるだけですよ」と冷静に話した。

 自身の初登板は開幕4戦目、トロントでのブルージェイズ戦。「まず、明日、メジャーの開幕、試合の雰囲気を味わえるので、それをしっかり感じてトロントに入れれば、と思います」と言った。昨季は5年ぶりにプレーオフ進出を逃したヤ軍。オフの最大の補強として7年1億5500万ドル(約158億円)で契約した右腕は「自分のやることをやるだけ。ぼくはいつもチームのためにと思って投げているので一つの駒となって働きたい」。日本よりも多い、162試合の長丁場。個人の目標を問われると、「1年間、ローテーションを守ることだけです」と力強く宣言した。

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