【一問一答】マー君メジャー初勝利
「ブルージェイズ3-7ヤンキース」(4日、トロント)
ヤンキースの田中将大投手(25)は4日、敵地トロントでのブルージェイズ戦に今季初登板初先発し、7回6安打8奪三振3失点(自責2)で初勝利を挙げた。無四球、97球の力投だった。妻でタレントの里田まい(30)がスタンドで見守る中、楽天時代の99勝と合わせて日米通算100勝目。レギュラーシーズンは12年8月から日米合わせて「29連勝」となった。
‐登板を振り返って。
「序盤はばたつきましたけど、尻上がりに落ち着いて粘りの投球ができた」
‐三回までとそれ以降の違いは。
「真っすぐ系を増やして投げたことが良かった」
‐この日のような緊張はいつ以来か。
「ジャパンシリーズ(昨年の日本シリーズ)」
‐そのときも試合に入っていけなかった?
「あのときは逆に力が入りすぎていた」
‐途中から持ち直せた要因は。
「今までの自分が野球人生で積み重ねてきた経験があったから持ちこたえられた部分と、味方の援護に助けられました」
‐通算100勝はダルビッシュを1試合抜いて日本人最速。
「速いとは思わないですね」