ダル配球変え7回2失点!サヨナラ呼ぶ

 「レンジャーズ3‐2マリナーズ」(16日、アーリントン)

 2010年のサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)右腕ヘルナンデスとの注目の投げ合い。レンジャーズのダルビッシュは7回を2失点と粘りの投球を見せ、チームのサヨナラ勝ちにつなげた。

 二回2死一、三塁で連続適時打を浴びて2失点し、開幕からの連続イニング無失点が16で止まった。ここで右腕は浮足立つことなく、初めて先発でバッテリーを組むチリーノスと配球の変更を決めた。

 過去2試合で調子が良かった直球を減らし、スライダーとチェンジアップ、そしてスプリットで勝負した。両打ちを含めて1~8番まで左打者が並んだ打線に対し、四、五回のピンチも無失点で切り抜けた。

 「(序盤は相手の)狙い方が良かったんじゃないか」とダルビッシュ。「あの状態から配球を一気に変えた。相手もちょっと面食らった部分があったと思う」と笑顔で胸を張った。

 七回には前回登板に続いてカーブで右手親指を切るアクシデントに見舞われたが、この回を投げ抜いた。「タフだった。よく粘ってくれた」とワシントン監督。援護が少ない中、大崩れしない安定感が際立っている。

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