黒田3勝目ならずも「充実感ある」
「エンゼルス3-4ヤンキース」(6日、アナハイム)
大黒柱に本来の輝きが戻った。ヤンキース・黒田は3勝目はならなかったものの「やっと自分の頭の中と腕の振り、ボールのすべてが、ある程度一致した」と納得の表情を浮かべた。
三回に失った2点は、味方の失策が絡んでのもの。1点リードの八回、2死からトラウトに三塁打を浴びて降板。「あのボールをあっち(ライト)方向に打たれて三塁打。相手が上だった」とサバサバ。リリーフが同点適時打を打たれ、3勝目はならなかったが、「今日はイメージ通りの球が多かった。(勝利に)貢献できた充実感はある」と手応えを強調した。
ジラルディ監督は「黒田の投球には勇気づけられた。勝ちは付かなかったが素晴らしい投球だった」と称賛した。