ダル「日頃の行い」で4失点も6勝目
「レンジャーズ6‐4インディアンス」(6日、アーリントン)
レンジャーズのダルビッシュは今季ワーストの9安打を打たれ、4失点しながらも6勝目を挙げた。四回までに2本塁打を浴びて追い付かれたが、粘りの投球で七回までマウンドに立った。
二回までは直球で押した。打者2巡目に入って相手がタイミングを合わせてくると「何がいいかなと(有効な球種を)探し始めた」。五回は左打者3人にチェンジアップを効果的に使い、わずか7球で片付けた。六回2死一、二塁のピンチは内角へのカットボールでしのいだ。
「いろんな球を投げたから、相手もちょっと混乱したかなと思う」と言う。同点にされた後も慌てるような姿はなし。110球で7回を投げた直後の攻撃で2死から本塁打で勝ち越し点が入る。白星に導いた援護に「日頃の行いがいいとしか言えない」と余裕の冗談が飛び出した。