Rソックス上原メジャー通算50セーブ
「レッドソックス1‐0ツインズ」(16日、ボストン)
レッドソックスの上原が1‐0の九回に登板し、三者凡退に抑えて15セーブ目を挙げ、メジャー通算50セーブを達成した。連続試合無失点は20に伸びた。日本人投手のメジャー通算50セーブ以上は佐々木主浩(マリナーズ)、斎藤隆(ドジャースなど)に次いで3人目。
ただ、上原は試合後もいつもと変わらなかった。個人記録には関心を示さない。「何の節目にもならない。500ぐらいになれば、節目になると思う。(50という)そんなしょぼい記録はどうでもいい」と軽く流した。
今季初の3日連続登板でも「全く問題なかった」という。速球とスプリットを駆使し、わずか12球で中軸の3人を料理した。
昨年の6月下旬に抑えに指名された右腕は、7月9日以降はポストシーズンも含めてセーブの付く場面で一度も失敗していない。「ずっと疲れている」と笑う39歳のベテランが、初めてオールスター戦(7月15日・ミネアポリス)に選出される可能性は十分にある。