マ軍サヨナラ負けも岩隈7回2失点好投

 「エンゼルス3-2マリナーズ」(18日、アナハイム)

 マリナーズ・岩隈が、エンゼルスの好投手ウィーバーとの投げ合いで好投した。試合は延長十六回の末にサヨナラ負けしたが、7回2失点で先発投手の責任を果たし「いいピッチングができて、試合をつくることができた」と振り返った。

 本調子ではなかったというが「変化球で緩急をつけた」投球がさえた。六回、強打者プホルスに外角低めにボール気味の変化球を4球続けて空振り三振を奪うなど強力打線を手玉に取った。

 唯一、失点した五回は無死一塁で右中間を破られ、本塁は微妙なタイミングだったが生還された。さらに1死三塁から、前進守備の二塁手の横を抜かれ追加点を許した。

 ただ、これで7月は4試合、計28回2/3を投げ、まだ四球はゼロ。後半戦も、持ち味の技巧の妙を発揮しそうだ。

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