球児いよいよメジャー復帰「準備万端」
右肘じん帯修復手術からの復活を目指すカブスの藤川球児投手(34)が6日(日本時間7日)、敵地で行われるロッキーズ戦でメジャー復帰を果たす。
藤川は5日にチームに合流。ベンチ入り可能な25人には登録されなかったが、クラブハウスでは背番号11と「KYUJIFUJIKAWA」が記されたロッカーを使用した。試合前には他の中継ぎ陣と一緒にフィールドで体を動かし、キャッチボールを行った。
「きょうは合流しただけなので、あした正式に決まってから言えることはあると思います」。多くは語らなかったが、表情は明るい。レンテリア監督も「本人は準備万端だと言っていた」と話した。
藤川は阪神から昨季カブスに移籍。6月に右肘じん帯の修復手術を受け、今年7月6日にマイナーでのリハビリ登板を開始した。今季が2年契約の最終年で、来季に関しては球団が契約選択権を持っている。約1年2カ月間の長いリハビリを経て、いきなり437日ぶりの登板が実現する可能性は十分にある。