青木大喜び1号満弾「感触忘れていた」
「ダイヤモンドバックス2-12ロイヤルズ」(5日、フェニックス)
ロイヤルズの青木宣親外野手(32)はフェニックスでのダイヤモンドバックス戦に「1番・右翼」で出場し、今季1号の満塁本塁打を放った。
ロイヤルズの青木が五回2死満塁でストライクを取りに来た153キロ速球を捉え、右翼フェンスを越えた。メジャー移籍後初のグランドスラムに満面の笑みで「ホームランの感触を忘れていた。入るかどうかと思ったけれど、入ってくれてよかった」と大喜びだ。
対戦したシュルツはこの日がメジャーで4試合目の登板。「データはなかったが、真っすぐの速い投手が初球から変化球は考えにくい」と投手心理を冷静に読んだ。
日本時代は通算84本塁打で、4度の満塁本塁打をマーク。メジャーでは昨季までの2年間で18本塁打を放った。だが今季は8月に入ってからの第1号となり、「なかなかああいう打球が飛ばなかった。2桁打ちたいと思っていた」と話した。