マー君直球10球投げた!捕手座らせた
右肘を痛めてDL入りしたヤンキースの田中将大投手(25)が13日(日本時間14日)、遠征先のボルティモアで故障後初めて相手を座らせて投げた。外野でやや強めの投球も見せた田中将は「大丈夫だから徐々にやることが変わっていっている」と順調な回復ぶりをうかがわせた。
外野でのキャッチボールに続き、投本間ほどの距離でロスチャイルド投手コーチを座らせてノーワインドアップとセットポジションから直球のみ計10球を投げた。肘に負担のかからないフォームへの改良に取り組んでいる田中将は「変えるところは変えないといけない。同じように投げていたら同じようになるだけ」と話した。ジラルディ監督は「一つのステップ。ここまではいい感じだ」と進展を喜び、今季中の復帰への期待をあらためて口にした。