球児、メジャー復帰3試合目で初失点
「カブス2‐6ブルワーズ」(14日、シカゴ)
カブス・藤川球児投手(34)がメジャー復帰3試合目で初失点を喫した。14日のブルワーズ戦で2‐5の八回から3番手で登板。5日ぶりの登板で、6番レイノルズに手痛い一発を浴びた。
2人の打者を5球で片付けた後に落とし穴が待っていた。レイノルズを1‐2と追い込んでからの4球目。サインに首を振って自ら選んだフォークが甘く入り、左翼席中断に運ばれた。「フォークが落ちなかった。自分の中でいい流れが来てるのかなと思ったんですけど、もったいなかった」と唇をかんだ。
メジャー復帰を果たしてから約1週間。前回登板で修正点に挙げていた腕の振りはまずまずだったようだが、「全部がばっちりとは、なかなかいかないですね」。本来の投球を取り戻すには、もう少し時間がかかりそうだ。