マー君23日に故障後初の打撃投手
右肘靱帯(じんたい)部分断裂で故障者リスト(DL)入りしているヤンキース・田中将大投手(25)が23日(日本時間24日)に故障後初めて打撃練習で投げることが決まった。21日、ジラルディ監督が「相手が誰かはわからないが、土曜日に打者相手に投げる」と明かした。
田中将はこれまでブルペンで2度投げ、20日はスプリットなど変化球を交えて35球。順調に回復しており、指揮官は「打撃投手ではさらに強度が上がることになる」と期待した。この日はキャッチボールは行わず、屋内で調整。打撃投手の後は実戦形式での投球、マイナーでのリハビリ登板が予定されており、早ければ9月上旬の復帰が見込まれている。
また田中将は筋萎縮性側索硬化症(ALS)の患者支援を目指すチャリティー「アイス・バケツ・チャレンジ」に挑戦し、氷水をかぶる様子を自身のツイッターで公開した。試合前のクラブハウスで「チャレンジに賛同し、氷水をかぶります。寄付もさせていただきたいと思います」と宣言し、頭からバケツに入った氷水を浴びた。
チャリティーは指名を受けた人が米国の支援団体への寄付か氷水をかぶるかを選び、次の候補者を指名する。田中将は交流のあるアイドルグループ「ももいろクローバーZ」のメンバー全員と歌手のファンキー加藤、楽天の立花社長を指名した。