和田3勝目 試合開始2日後に勝利確定
「カブス2-1ジャイアンツ」(21日、シカゴ)
カブスはサスペンデッドゲームとなった19日開始の一戦に2‐1で競り勝ち、先発で好投していた和田が3勝目を手にした。ゲームセットの瞬間にベンチを飛び出して同僚らと握手を交わした左腕を、レンテリア監督は「私の心の中では、既に彼(和田)が勝利投手だった」とたたえた。
ジャイアンツを五回まで6安打無得点に抑えたところで雨が激しくなり、4時間半以上中断した後にコールドゲームが宣告されて一時は初完封を記録。20日にジャイアンツが「カブス球団の管理の不備」を訴え、大リーグ機構が支持してサスペンデッドゲームに。プレーボールから2日後の21日、五回裏から試合が再開された。
20日夜に「勝った状態で始まるので、チームを応援するしかない」と話していた和田は、約50球の投球練習をこなすなど次回登板、24日のオリオールズ戦に備えた。