マー君 シート打撃49球も納得いかず
右肘痛で故障者リスト(DL)入りしているヤンキースの田中将大投手(25)が28日(日本時間29日未明)、シミュレーションゲーム(シート打撃、実戦形式の打撃練習)に登板し、変化球を織り交ぜながら49球を投げた。
23日(同24日)に故障後初めて打者に向かって35球を投げた田中将。中4日となったこの日の登板は、右打ちのライアンが左打席にも立つ変則的な形式で1回15球を想定し、イニングを終えるごとに休憩を挟みながらマウンドに上がった。
スプリットやスライダー、カーブなどを織り交ぜながらの49球。球数が増えて一つ階段を上がったかに見えたが、登板後の田中将は「すべてのボールに関してよかったというものはなかった。全然なにもよくなかった。収穫はそんなになかった」と自らダメ出し。「無事これが終わるようにと思って投げてました」と淡々と話した。