青木がV打!4連勝で地区首位守る
「ヤンキース0‐1ロイヤルズ」(5日、ニューヨーク)
打席の中で念じた甘い球をきっちり仕留めた。0‐0の三回1死二塁。チームでこの日唯一となった得点機をロイヤルズ・青木は逃さなかった。ワンストライクから150キロのカットボールをセンターへはじき返した。
「カットの曲がり(具合)は分かっていたし、甘いところに来ればなんとかできると思っていた。いいところで打てた」
1‐0で逃げ切った。4連勝で地区首位の座をキープした。先制打が決勝点となったこの日の主役は、開幕前にトレードでブルワーズから移籍してきたことに触れ「優勝するために自分がこのチームに加わったと思っている」。狙うは29年ぶりの地区優勝。周囲を見渡しながら「みんなでやっているという感覚がすごく強い。勢いそのままにやっている」と言った。