ジーターが引退式典 松井氏ら出席
メジャー歴代6位の通算3450安打の記録をもち、今季限りでの引退を表明しているヤンキースの主将、デレク・ジーター遊撃手(40)の引退セレモニーが7日(日本時間8日未明)、本拠地ヤンキースタジアムで開催された。
超満員4万8110人のファンが総立ちで見守る中、ジーターは背番号「2」がついたピンストライプのユニホーム姿でフィールドに登場。ヤンキース一筋20年、遊撃手としてプレーしてきた自身の野球人生を振り返り、「思うに私は世界でもっともすばらしい仕事に就いてきた。たった一つしかないニューヨーク・ヤンキースの遊撃手になるチャンスに恵まれました」などとスピーチした。
この日の式典には、09年ワールドシリーズMVPの松井秀喜氏やメジャーのセーブ記録をもつマリアノ・リベラ氏ら元チームメートのほか、元NBAのスーパースター、マイケル・ジョーダン氏や大リーグ殿堂入り選手のカル・リプケン氏らも出席。“サプライズゲスト”として宇宙からNASAの宇宙飛行士があいさつする様子を衛星中継で場内スクリーンに映し出すなど、盛大に執り行われた。