田中将、12日ぶりシート打撃で手ごたえ
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右肘痛で故障者リスト(DL)入りしているヤンキースの田中将大投手(25)が9日(日本時間10日)、本拠地ヤンキースタジアムでシミュレーションゲーム(シート打撃、実戦形式の打撃練習)に登板し、チェンジアップ以外の変化球を織り交ぜながら44球を投げた。
8月28日(同29日)以来、12日ぶりに打者を立たせてのピッチング。メジャー経験豊富なヤングら4人を相手に試合を想定してスリーアウトごとに一旦、マウンドを降りて休養を取りながら3イニングを投げた。のべ9人の打者との対戦内容は三振5、内野ゴロ2、外野フライ2。ヒット性の当たり1本もなかった。
田中将は12日前の登板と比較しながら「すべてのボールが精度も含めて数段上がったかなという感じがした。なにより投げている感覚、感触が試合レベルのものになってきたと感じた」と大きな手ごたえを口にした。