黒田18季目39歳で3000投球回

 「オリオールズ3-2ヤンキース」(14日、ボルティモア)

 ヤンキースの黒田博樹投手(39)が日米通算3000投球回を達成した。ボルティモアでのオリオールズ戦に先発し、7回を6安打1失点。勝敗は付かなかった。メジャーでは過去131人、日本では27人が達成している。日米通算では近鉄、ドジャースなどで活躍した野茂英雄(3027回2/3)以来2人目。

 節目の記録に到達した。ヤンキース・黒田が地区首位を走るオリオールズを相手に、7回6安打1失点と好投。勝敗は付かなかったが、三回の1死目を取った時点で日米通算3000投球回を達成した。

 日米18シーズン目、39歳での到達。それだけ一線級で投げ続けてきた証明でもある。「1イニング1イニングの積み重ね。いきなり100イニングも200イニングも増えるわけではないので、日々の積み重ねでやっとここまで来られたかなという感じです」と振り返った。

 道のりは、決して順風満帆ではなかった。「(3000投球回は)考えると、体のあちこちに痛みが出てきそうなイニング」と言う。痛みや故障と戦いながら、自分の役割を果たし続けた。「大学(専大)卒業して(プロに)入って、まさかこんなにたくさんのイニングを投げられるとは思ってなかった。周りの人に感謝しないといけない」と感慨を口にした。

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