マー君、合同トレで松井裕にエース道
ヤンキース・田中将大投手(25)が、楽天の松井裕樹投手(18)と来年1月に合同自主トレを行うことを計画していることが21日、分かった。
田中は例年、楽天の小山伸、則本、辛島と自主トレを行っているが、ここに松井裕が加わることになった。入れ違いだった2人に直接的な交流は少ないが、投手陣のリーダーでもある小山伸が田中将に打診し、マー君もこれを承諾した。
田中将はこの日、渡米してから、初めてコボスタ宮城を訪問。練習は行わず、昨年まで在籍した球団にあいさつし、かつてのチームメートと約1年ぶりの再会を果たした。コメントは少ないが、報道陣にも「お久しぶりです!」と元気に話した。
マー君はしばらく仙台に滞在。練習を行うかは未定だが、楽天の立花球団社長は「全然使ってもらえれば。むしろ若手のいい見本になるのでは」と、快くコボスタ宮城を開放する考えだ。
松井裕は、その見本をさらに間近で見届けることになる。昨年、田中将と対面した際「下半身がすごく大きくて、威圧感がすごいと思った。僕も、あれぐらい体が大きくなりたい。オン・オフの切り替え、投球のメリハリだったりを学びたい」と語っていた。まさに、野球内外で大リーガーを体感することになりそうだ。