ロイヤルズ初戦完敗 青木4打数無安打

 「ワールドシリーズ第1戦、ロイヤルズ1-7ジャイアンツ」(21日、カンザスシティー)

 大リーグのワールドシリーズが21日(日本時間22日)に開幕し、青木宣親外野手(32)が所属するロイヤルズはジャイアンツに1-7で完敗した。「2番・右翼」で出場した青木は三回1死二、三塁の好機に空振り三振を喫するなど、4打数無安打で地元ファンの声援に応えることができなかった。

 超満員4万459人で埋まった観客席がロイヤルブルーに染まった。28年間、我慢強く待ち続けた地元ファンの歓声を一身に浴びた。日本人野手では、09年の松井秀喜(ヤンキース)以来、史上7人目となる大舞台。試合前の選手紹介で青木が笑顔でベンチから飛び出した。

 負け知らずで臨んだ初陣。味方先発シールズがいきなり初回に3点を失い、後手に回った。三回1死二、三塁の好機で青木は空振り三振。過去13打数無安打と苦にしている左腕バムガーナーを攻略できず、「一発で仕留めることはすごく大切だと感じた」と悔しさをにじませた。

 守備では初回に初補殺を記録したが、七回には照明が目に入って打球を見失う不運。ダメ押し点につながるなど、攻守で精彩を欠いた。

 チームにとっては公式戦の9月27日以来、約1カ月ぶりとなる敗戦。「ダメージはないと思う。それよりも久しぶりに負けたという感じの方が大きい。明日取れば(勝てば)いい」。本拠地で連敗は絶対に許されない。

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