最優秀選手（ＭＶＰ）が１３日に発表され、ナ・リーグは２１勝（３敗）を挙げたドジャースのカーショー投手が、サイ・ヤング賞に続いて選出された。同時受賞は史上１１人目。カーショーは「信じられない。サイ・ヤング賞と一味違い、チームにどれだけ貢献できたかだから、大きな栄誉だ」と興奮気味に語った。

　また、ア・リーグは最多の１１１打点を挙げたエンゼルスの２３歳、トラウト外野手が全米野球記者協会会員の３０の１位票を独占して選ばれた。

　２年連続で２位だったトラウトは、「三度目の正直」に「素晴らしい気分。シーズン中は本当に何も考えてなかったけど、終わった後に成績を見て、ちょっと考えていたよ」と率直に語った。

　まだ４年目で、史上５番目の若さとなる２３歳と５２日（レギュラーシーズン終了時）での栄誉だ。「チームメートがいなかったら（受賞は）なかった」と謙虚に話した。