カブスFA球児、レンジャーズへ

 カブスからFAになっていた藤川球児投手(33)がレンジャーズと1年契約プラス2年目オプションで合意間近だと12日(日本時間13日)、大リーグ公式サイトが伝えた。身体検査を経て正式発表されるという。

 12年オフに阪神からカブスへ移籍した藤川だったが、メジャー1年目の13年6月に右肘靱帯(じんたい)を断裂し手術。約1年2カ月のリハビリを経て今年8月に復帰し、15試合で防御率は4・85だった。

 来季に向けて手ごたえをつかんだかに見えたが、カ軍は15年の契約の選択権を行使しなかったためFAに。ブルージェイズが獲得に興味を示していたが、関係者によると、正式なオファーはなかったという。

 今季のレ軍はリーグ最低勝率で7年ぶりの地区最下位に低迷。経験のある右のベテラン中継ぎ投手は補強課題の1つだった。チームには今季2勝1敗13セーブ、防御率1・99を記録した抑えのフェリースがいるが、右肘に不安があるため、藤川の存在は小さくはない。エースのダルビッシュや元広島のルイスらとの継投も注目を集めそうだ。

 昨季終盤に電撃辞任したワシントン監督に代わってバニスター氏が新たに指揮を執る。チームにとっても、藤川にとっても心機一転の1年となる。

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