球児「自信ある」新天地で火の玉復活だ

 レンジャーズは16日、カブスからFAとなった藤川球児投手(34)と1年契約を結んだと発表した。年俸100万ドル(約1億2000万円)プラス出来高。2016年の契約選択権は球団が持つ。藤川は電話会見で「健康であればできる自信はある」と言い切った。 メジャー3年目を新天地で迎える。レンジャーズ入団が決まった藤川は電話会見で「自分でも環境を変えたかった。違う環境は大きなプラスになると思う」と語った。

 13年に阪神から海外FAでカブス入り。同年5月に右肘を痛め、6月に靱帯(じんたい)修復手術を受けた。約1年2カ月のリハビリを経て今年8月に戦列復帰し、15試合に登板。シーズン後にFAとなっていた。

 レンジャーズは今季、故障者が続出して67勝95敗で地区最下位。球団は再建を急いでおり、藤川がリリーフとして本来の力が発揮できると判断して獲得に乗り出していた。抑えのフェリスにつなぐセットアッパーとして期待している。

 ダニエルズGMは「藤川は経験豊富な投手で、若い救援陣には大きな力になる」と話した。藤川は「(カブスでは)大きなけがをしてしまった。健康であればできる自信はある。健康であればどこでも投げられると思う」と言い切った。

 レンジャーズにはエース、ダルビッシュが所属している。08年の北京五輪、09年のWBCでは、ともに日本代表として戦った仲間。「個人的には、有とはもともと仲がいい。アメリカで、有の知ってるおいしいレストランに一緒に行けたらいいなと思う」と心を躍らせた。

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