ダル 1回降板…OP戦初登板12球で

 「オープン戦、レンジャーズ4-5ロイヤルズ」(5日、サプライズ)

 米大リーグ、レンジャーズのダルビッシュ有投手(28)がオープン戦初登板でアクシデントに見舞われた。先発したロイヤルズ戦で右上腕三頭筋に張りを訴え、予定されていた2回ではなく1回、12球で交代。6日にチームドクターの診察を受ける予定だ。

 大声援を受けて登場した一回は、150キロ近い速球やチェンジアップを見せて無失点。順調に見えたが、本人によると、試合前のブルペンで張りを覚えたという。回復の兆候はなく、2イニング目に入るのを断念した。

 球団からは降板してすぐに「大事を取っての処置」と説明があった。ダルビッシュも右肘付近にアイシングをしながら記者会見場に現れ「全く心配する必要はない」と明言。軽口も飛び出し「失望していたら、冗談を言っていられないので」と白い歯ものぞかせた。

 とはいえ、昨季終盤は右肘の炎症で戦線離脱したこともあり、球団は慎重な姿勢を見せるかもしれない。しばらくノースローとなれば調整遅れは必至だろう。先発が有力視されている開幕日は1カ月先の4月6日。いつ投球練習を再開できるかが気になるところだ。

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