球児0封「なんだこれ」自身も驚く球威

 「オープン戦、レンジャーズ7-3ホワイトソックス」(12日、サプライズ)

 オープン戦2試合目の登板を終えたレンジャーズの藤川は、うれしそうな表情を浮かべながら首をひねった。2三振を奪い、1回を無失点とした投球に「自分で納得する軌道の球が多いので、びっくりする」と振り返った。

 登板は八回だ。主力は序盤に出ることが多いが「待つのも一つの練習」と集中力を切らさずにマウンドへ。低めに伸びる球などで快調にストライクを重ね、スプリットで最初の2人を連続で空振り三振に。四球後も落ち着いて二ゴロとした。

 「低めにカウントを取っている球は手が出ないような球。『なんだ、これ』という感じで気持ち悪い」と自身も驚くほどの切れと球威のある球だった。2013年に右肘を手術した藤川は「手術前も、低めに伸びてバチンと収まることはあまりなかった」という。新天地でのシーズンに向け、順調に階段を上っている。

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