マー君開幕投手も 首脳陣は否定せず
ヤンキース・田中将大投手(26)が今季の開幕投手を務める可能性が出てきた。
22日はフロリダ州タンパで練習してブルペンで36球を投げ、25日のメッツとのオープン戦登板に向けて調整した。スライダーの制球にばらつきがあったが、ロスチャイルド投手コーチは「問題ないね」と満足そう。さらに「開幕投手はまだ決まっていないが、選択肢の一つ」と続け、2度のオープン戦登板で無失点の田中の可能性を否定しなかった。
昨季まで6年連続で開幕投手を務め、右膝手術明けのサバシアは22日のメッツ戦で2回2/34失点と不安を残した。実績のサバシアより、安定感を示す田中が大役を担うかに注目が集まってきている。
田中が22日に取材に応じた米メディアはコメントを紹介。開幕戦に登板することになれば光栄だが、シーズンを通してけがなく過ごすことが目標であるとした。開幕戦は本拠地で行われる4月6日のブルージェイズ戦。開幕投手となれば、野茂、松坂、黒田に次ぐ日本選手4人目の名誉となる。