上原開幕ピンチ「実戦なんてほど遠い」
左太もも裏の張りで別メニュー調整を続けているレッドソックス・上原浩治投手(39)が、開幕ピンチに陥った。28日、故障後初めてブルペン入りして30球投げたが「フォームがどうこうという段階にない。実戦なんて程遠い」と話し、完全復帰までには時間がかかることを示唆した。
上原は過去にも左太もも裏を痛めており長期離脱したこともある。間もなく40歳という年齢を考えても慎重にならざるを得ない。
「けがの怖さとの戦いがいつまで続くか。まだ気になる。焦って再発するなら、じっくり治した方がいい」と現在の心情を明かす。ニエベス投手コーチは「彼が100%になることが重要」とけがの完治を最優先する方針だ。