青木「出塁が大事」2四球4戦連続H
「パドレス0-1ジャイアンツ」(9日、サンディエゴ)
ジャイアンツの青木宣親外野手(32)はパドレス戦で3打数1安打で開幕から4試合連続安打となった。延長十一回に右前打を放ち、一、三回には四球を選んで出塁した。チームは延長十二回、1-0で勝った。マーリンズのイチロー外野手(41)は試合がなかった。
ジャイアンツの青木は緊迫した投手戦での勝利を喜び「守り勝とうという意識がチーム全体にある」と手応えを口にした。0-0の延長十一回、先頭で右前へ安打を放ち、開幕から4試合連続安打とした。いずれも得点には結びつかなかったが2四球も選び「出塁することがすごく大事だと思うし、それが今はできている」と納得の表情だった。
同じナ・リーグ西地区のライバルで、大型補強を敢行したパドレスと互いに譲らない展開となった。青木は八回の第4打席でも右翼へ大飛球を放ってスイングの鋭さを見せつけた。
ダイヤモンドバックスとの開幕3連戦で14打数6安打と打線を引っ張った。好スタートにも浮かれる様子はなく「結果はおのずとついてくる。自分の形で毎日打てるようにしたい」と落ち着いて臨んでいる。